Nostromo n50 の再来か? Razer Tartarus V2 購入レビュー

2017年12月23日、Razerの左手キーボード「Tartarus V2」が一般発売となり、早速購入したので、まずは第一印象だけでもお伝えしたい

Razer Tartarus V2パッケージ

Tartarus V2は一見して、Razerらしい製品だ。

プルタブで開封可能なパッケージ
高級感のあるパッケージング
Razerおなじみのメッシュケーブル
シリンドリカルステップスカルプチャーは強くは無い

やはりNostromo n50に酷似

Nostromo n50、またはNostromo SpeedPad n52 Tournament Editionをお持ちの方は、じっくりと見比べて欲しい。

Nostromo n50と同様にサムスティックを着脱可能
Nostromo n50と同様にパームパッドの位置を2段階に設定可能

ホイール、Dパッド等、細かいところまで、そっくりではないだろうか。

そもそもはBelkinの製品であったNostromoであったが、Razerと協業により、Razerお得意の「Tournament Edition」を設定したNostromo SpeedPad n52teが誕生した。だが現在では、Razer自身が単独で、似た商品を開発する様になっていた。

それがRazer Tartarusであったり、Razer Orbweaverであったのだが、ホイールが省略されてしまったことを理由として、それらをNostromoの後継機とは見なせない諸氏も少なくなかった様だ。

だがついに、ホイールが復活を果たした。それを備えた製品が、このRazer Tartarus V2だ。

好みが大きく分かれるであろうキー

Razer Tartarus V2では、Razerが「メカメンブレン」と呼ぶキーが採用されている。ハッキリ言ってしまえば、コストダウンだ。

またメカニカルキーを模倣する為に、わざわざクリック音が鳴る。

しかしキータッチが軽い上、カチャカチャと音を立ててしまうそれに、実に安っぽい印象を受けるのは、筆者だけであろうか。

これは大きく、好みが分かれるだろう。もし可能なら、購入前に触れてみることをお勧めしたい。

悪い意味でのRazerらしさ

以前、Razer Onza Tournament Editionを酷評したことがある。

その理由の1つが、ボタンの種類によってあまりにも感触が違うというもので、その問題はRazer Tartarus V2にも存在している。

メカメンブレンキー、Dパッド、その上のボタン、これらが1つの製品のスイッチだとは思えないほど、感触がバラバラなのだ。

ここでもやはり、好みが分かれるだろう。

Razer Synapse V3?

今回、一番面食らった点がこれだ。

実はマウスとしてRazer NAGA HEX V2を利用しており、これはユーティリティソフトウェアとしてRazer Synapse V2を必要とするのだが、一方でRazer Tartarus V2は、Razer Synapse V3を必要とする。そしてRazer Synapse V3のサポートリストに、Razer NAGA HEX V2が存在しないのだ……。

つまり、同じRazer製品でありながら、Razer Synapse V2とV3の2つのユーティリティソフトウェアを、同時に使用する必要がある。これは将来的に、V3側が吸収してくれることを望むしかないのだが、現状のRazer Synapse V3がRazer NAGA HEX V2をサポートしないことに、Razerに対して、ライフサイクルについての不信感を抱いてしまうこととなったのは残念だ。

現時点での総括

Nostromo n50 / SpeedPad n52teからの乗り換え先としては、ほぼ唯一と言ってしまって良いだろう。

ただし手触りが大きく異なる可能性がある。まずは店頭で、実際に触れてみることを、強くお勧めする。

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