Apple Store Onlineでの返品(ネコピットの罠)

Apple Watch購入の際、実は並行して、純正バンド(ブレイデッドソロループ)も注文していたのだが、残念ながら計測ツールを使った上でも、実際にはサイズが合わなかった。

そこでそのバンドの返品手続きを行ったのだが、ネコピットで躓いてしまった。

返品の開始

返品は簡単だ。

商品が発送されてから(※)14日以内に、「ご注文の詳細」ページの「返品を開始する」を選択し、表示されたページに従うことで、まずは「返品番号」が記載された「返品依頼受付のお知らせ。」というメールが届く。

次に「予約番号」と「予約パスワード」が記載された「返品方法のご案内」というメールも届く。

そしてメールが届いてから7日以内に、返品を希望する商品を再梱包し、その「返品番号」、「予約番号」、そして「予約パスワード」をいつでも参照できる状態で、ネコピットの設置されているヤマト運輸の営業所へと持ち込む。

今回はここで、罠にはまってしまった。

※Appleは「受け取りから」という表現を用いるが、一方で「製品の法的権利は、配送業者が製品をAppleの倉庫から集荷した時点でお客様に移行される」ともしている(返品・送料を含む販売条件)。つまりAppleが出荷した時点で、消費者が受け取ったと見做されることには、注意が必要かもしれない。

ネコピットの罠

ネコピットには以前、「提携企業サイト」というボタンがあった。ここから伝票の発行に進むものだ。

しかし今回、そのボタンが消えていた。

結論だけ書こう。

なんと「QRコード」を選択し、読み取り画面へ遷移した上で、そこからあらためて、文字入力画面へと、再び遷移する必要があった。これはちょっと、UI(UX)としてありえないものだ。せめて「QRコードまたは予約番号入力」となっていれば、まだ肯けなくもなかったのだが……。

シンプルにしようとして、必要なものまで削ぐのは悪手だ。入口を絞った結果、迷路となっている。

ちなみに隣では、ヤマト運輸の人がつきっきりで、依頼者の代わりに、ネコピットの操作を行っていた。

やはりネコピットはその操作性に、問題を抱えているのではないだろうか。

伝票の発行

ネコピットに「予約番号」と「予約パスワード」を入力し、配送希望日などを選択することで、情報が記載された伝票が発行される。

あとはその伝票の「品名」あたりにでも「返品番号」を記載した上でヤマト運輸へ引き渡し、控えの伝票を受け取れば発送完了、あとは待つだけだ。

返金を受け取り返品完了

飽くまで私の場合なので、参考程度に見てほしいが、翌日にはAppleから「返品手続きのお知らせ」というメールが届き、返金手続きが始まった。

私の場合はクレジットカード払いであったため、そのクレジットカード会社経由での返金となる。まだ確認はできていないが、安心して良いだろう。