Xbox Eliteワイヤレスコントローラー(エリコン)

Xbox Eliteワイヤレスコントローラー、通称「エリコン」を入手しました。

値段なりの価値はある?

まず値段のことを最初に気にする方は、手を出さないことをお勧めします。

安価なものを、あれこれ買い換えるという楽しみもあるでしょう。

あるいは同額の予算で、通常のXbox Oneワイヤレスコントローラーを複数台購入し、常に新品を使用するということも考えられます。

逆に値段は気にならないという方なら、絶対にお勧めです。

ただ、値段を気にしないとは言え、転売には手を出さない様にしましょう。定価は消費税8%で16,178円です。

ようやく本題

まずベースとなるXbox Oneワイヤレスコントローラーは、元々評価の高かったXbox 360ワイヤレスコントローラーに対し、ボタンのストロークを短くすることで入力の確実さを増し、一方でアナログスティックやトリガーは、やや柔らかめとすることで、余計な力が不要になり、さらに正確な入力が可能になったという、まさに正常進化版です。

ただしXbox Oneワイヤレスコントローラーは、Lボタン/Rボタン(バンパーやショルダーとも言われる様です)だけは、支点の影響か、押しづらくなってしまっていました。

そして今回登場した、Xbox Eliteワイヤレスコントローラー(Xbox One Elite~ではなく、Xbox Elite~なんですね)。

驚いたのが、このLボタン/Rボタンの進化です。

この部分、見た目としては、色が変わっただけに思えていましたが、実はボタンの支点が変更された様で、格段に……いえ、比較にならないほど、押しやすくなっています。

Eliteでは変更されたらしいボタンの支点(図では赤●で示した部分付近と想定)

またアナログスティックは、さらになめらかとなり、思いっきり倒した状態で回転(例えば上からそのまま左へ回す様な)させても、するりと動いてくれます。Xbox Oneワイヤレスコントローラーではどうしても、部品同士が擦れる感触のあった部分ですが、それがなくなりました。

また十字キーですが、あの「井」型のプレートが、思いの外快適です。実は以前、Xbox 360ワイヤレスコントローラーSEを使用していた時期、十字キーの角が原因で、親指にマメができてしまったことがあるのですが、このプレート型は、指に吸い付く感じで、とても快適です。

個人的に期待していたヘアトリガーロックも、期待通りでした。これはトリガーのストロークを浅く制限する機能で、トリガーを一般的なボタンとして使用するゲームで、効果を発揮するでしょう。

本体は直接触れる部分にシボ加工が施されており、いわゆる「手に汗かく」様な状況となっても、不快な思いをしたり、あるいは手を滑らせてしまったりせずに済みそうです。

パドル

さて、一番ハデなパドルですが、この判断は持ち越すべきだと思っています。

今までに無かった操作なだけに、慣れたゲームへ無理に導入しようとしても、むしろ苦しむことになりかねません。

パドルの導入は、新しいゲームに対したときか、またはとても情熱を注いでいるゲームがあり、アナログレバーから指を離さずにボタンを押せていれば……と思ったことがあるのなら、スポーツ選手が自らのフォームを改造する様に、自分のプレイスタイルを、パドルを活用するために改造するのも良いでしょう。

なおパドルの位置は驚くくらい、両手中指、薬指の場所に、自然とフィットします。

あるいは他の指に障害をお持ちの方が、その代わりに中指、薬指でボタンを……という可能性があるとも思っています。

Windows 10は必須

ところで、Windows 10は必須と言って良いでしょう。

ボタンのカスタマイズをWindows 10専用の「Xbox アクセサリー」アプリで行うことはもちろん、Xbox Eliteワイヤレスコントローラー内部のソフトウェア(この様なものをファームウェアとも言います)更新も、「Xbox アクセサリー」アプリを通じて行われます。

また実は、Xbox Oneワイヤレスコントローラーも、カスタマイズこそ行えないものの、「Xbox アクセサリー」アプリで、内蔵ソフトウェアの更新が行われます。もし、Xbox OneワイヤレスコントローラーをPC専用に使用しており、お使いのOSがWindows 10でしたら、ストアから「Xbox アクセサリー」をダウンロードし、起動してみて下さい。

ただし先の通り、Xbox Eliteワイヤレスコントローラーは、改良型Xbox Oneワイヤレスコントローラーでもありますので、Windows 10でなければ、Xbox Eliteワイヤレスコントローラーが無駄になるというほどではありません。もったいなくはありますが。

ストアからXbox アクセサリーを検索
「インストール」
「開く」

ワイヤレスとは言うものの

ちょっと読む人にとっては、私が嫌われそうな話しをします。

Xbox Oneワイヤレスコントローラーや、Xbox Eliteワイヤレスコントローラーは、「ワイヤレス」と言うものの、PCに対しては、USBケーブルによるワイヤード接続しか許されません。

いや、「Xbox ワイヤレス アダプター for Windows」があるじゃん? とおっしゃる方もいらっしゃるかもしれませんが、この製品は日本国内での販売の予定は無く、総務省の定める技術基準適合証明/技術基準適合認証、いわゆる「技適」を申請していません。つまり、これを日本で使用することは電波法に触れるということになり、この場合は1年以下の懲役、または100万円以下の罰金が科せられることになります(Apple Pencilにも存在する問題です)。

なら技適取れよという話になりそうですけれども、それにはかなりのコストがかかるらしく、日本での販売の予定は無いとしたことは、割に合わないということなのでしょう。

ちなみにマイクロソフトは過去に、Xbox 360 ワイヤレス ゲーム アダプターという製品を、日本でも販売したことがありますが、日本では販売中止となりました(現在でも国外で販売されている様ですが、そちらには技適マークが無いと思われます)。

……ただし、Xbox One/Xbox Eliteワイヤレスコントローラーは、WiFi Directという、業界で定められた技術で接続しているはずです。認可済みの、汎用ドングルで解決できれば良いのですが……。

あともし今、技適を緩和してしまったら、一気に国外製スマートフォンがなだれ込んできて、日本メーカーのスマートフォンは滅亡してしまうかもしれませんね。

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