プロセスではなくサービスとして非常駐にこだわった訳

クレードルサポーターでは、非常駐であることにこだわりました。

その結果、電源変化への対応に苦しんだ訳ですが、これには、それなりの理由があります。

それは、WindowsMobile5.0(WindowsCE5.0)では、同時実行可能なプロセス数が、わずか32(!)に限られていることにあります。

そればかりか、OSの基本サービスを提供するためのモジュール自身が、プロセスを消費しています。さらにW-ZERO3では、通話やメール関連の機能が、さらにプロセスを消費しているのです。例えば、手元のW-ZERO3では、ソフトリセット直後で、20近いプロセスが走行しています。

つまり、WindowsMobile5.0、特にW-ZERO3にとってプロセスは、とても貴重な資源ということになるのです。