EM・ONE アップグレードサービスを利用してみました。初代 EM・ONE(WindowsMobile5) を、α相当 (WindowsMobile6) へ更新してくれる有料(9,980円)サービスですね。
主な理由は、αが搭載する、純正のリモートデスクトップを利用してみたくなったことです( WindowsMobile6 と言っても、カーネルは WindowsMobile5 と同じ CE5.0 なので、その点では魅力を感じませんでした)。
リモートデスクトップ自体は、日常的に利用していました。たとえば、普段はパワーのある大型マシンで作業していて、その場から離れなければならないときは、無線 LAN を通して小型ノートから、大型マシンのデスクトップへリモートで接続し、作業を続行するというものです。
また、それが EM・ONE の場合、EM・ONE のリモートデスクトップクライアントを通して、Windows デスクトップ機のブラウザを利用するということも可能になります。
前置きが長くなりましたが、実際の流れに入ります。
My emobile からの申し込み
私が申し込みを行った時点では、My emobileからの申し込みが可能となっていました。
「お問い合わせ」から「お問い合わせ内容選択」を「EM・ONEアップグレードサービス(有償)を申し込む」にすればオッケー……と言いたいところですが「お問い合わせ内容」も「必須」とされています。
私は悩んだ末、空白文字を入れてしまいました。
なお、この時点ではまだ、申し込みは確定していないので、料金も発生しません。
申込書と EM・ONE の送付
My emobile から申し込んだ翌日には「【イー・モバイル】お申込書送付のご連絡」という電子メールが届いたのですが、実際の申込書が届くまでには、もう少しの日数が必要でした。
申込書には、いろいろな注意書きがありました。
アップグレードを受けるには EM・ONE 本体を送らなければならないのですが、その際には、バッテリや SIM は、全部外しておく必要があるのだそうです。
そして、外せるものは全部外した EM・ONE を付属のソフトケースに入れ、それをさらに梱包し、指定の住所へ、着払いで送れば、申し込みは完了です。
EM・ONE アップグレード後
アップグレードにかかる期間は、いちおう2週間ほどとされていましたが、私の場合、1週間ほどで戻ってきました。
驚いたのは、α用の取扱説明書まで付属してきたことです。取説は PDF のものをダウンロードすれば良いのかななんて思っていたのです。また、α用の CD-ROM も付属していました。
料金は、通常の利用料と一緒に引き落とされるそうです。
なお、α向けに本体アプリーケーション 2.01a が公開されていましたが、これは適用されておらず、適用は、自分で行う必要がありました。
ところで「ワンセグ(StationMobile)地域局プリセット設定」って、全地域を対象とはしていなかったのですね。私の住んでいる地域がリストに無く、これには、ちょっとガッカリでした。