NTT東日本が「フレッツ光マンションタイプ(光配線方式)」を577.5円値下げすると発表していましたが、この表現はいただけません。
なぜか。
まずはこちらを。
- 料金改定前の平成24年8月31日までのひかり電話月額利用料
- 料金改定後のひかり電話月額利用料
注目すべき点は「ひかり電話ルーター利用料」です。前者は「光配線方式でご利用のお客さまは不要」であり、対して後者では「472.5円」となっています。
つまり、フレッツ光の値下げを大々的に発表する一方で、密かにひかり電話の実質値上げが行われていたのです。
結局どうなるのかと言うと、ひかり電話も契約しているフレッツ光マンションタイプ(光配線方式)での場合、値下げ額は100円に過ぎないということになります。確かに、しかし薄く、そして小さな文字で、別の場所に、そう書いてありました。
額面通りの値下げになるのは、ひかり電話を契約していない人のみ。
NTT東日本はこの様な発表の仕方をしたということも、記憶に止めておいた方が良さそうです。