グラフィックボードをGeForce RTX3080から、GeForce RTX4070Ti SUPERのものへと変更した。
なおこの記事は、3080と4070Ti SUPERを、厳密に比較しようなどというものではない。単なるチラ裏だ。
さて、これまで使用していたグラフィックボードは、GIGABYTEのGeForce RTX 3080 GAMING OC 10G(rev. 1.0)だ。そして変更後のグラフィックボードは、同じGIGABYTEのGeForce RTX 4070Ti SUPER EAGLE OC 16Gとなる。
別にGIGABYTEのファンという訳ではないが、積極的に他社のものを選択する理由が無かっただけだ。ただしGIGABYTEのユーティリティソフトウェアは、決して出来が良いとは言えない印象ではある(過去にブルースクリーンを食らったことがある)。
3080から4070Ti SUPERへ変更した理由
メモリインターフェースが192bitであった4070Tiに対し、4070Ti SUPERではこれが256bitに強化されている。それでも3080の320bitと比較すると、数字上では下回っているということになる。
ただしメモリ容量が3080の10GBや、4070Tiの12GBから増強され、4070Ti SUPERでは16GBとなったことは、個人的には大きな魅力として、目に映った。
そしてなによりも、3080のTGP320Wに対し、4070Ti SUPERではTGP285Wに抑えられる点が、大きな要因となった。
小さく軽い
GeForce RTX 4070Ti SUPER EAGLE OC 16Gを手にした第一印象は、GeForce RTX 3080 GAMING OC 10Gと比較し小さく、軽いというものだ。長さで5cmほど、厚さでは5mmほど下回っているらしい(具体的な重量については、計測していないため不明)。
ただし、ボード長が短くなったことにより、個人的な環境としては、重量を分散させる筐体からのステーが届きづらくなってしまった。まあ、ボード自体の重量が削減されていることにより、PCIeコネクタにかかる負荷も減っているとは思われる。
変更した結果は
3DMark Advanced EditionのTIME SPY EXTREMEで計測した結果、スコアは10099となった。
3080での計測は1年前であるため、単純には比較できないが、そのスコアは7738であった。
スペック的には下回るものの、製造プロセスの微細化と高クロック化が、それを補って余るのだろう。
問題は価格だ。個人的には3080の価値が下がらないうちに手放し、それを充てたことでなんとかしたが、やはりもう少し、落ち着いて欲しいところだ。