Apple Trade Inを利用しようとしてみた

現在のAppleには、Apple Trade Inという、Apple Storeでの下取り制度がある。

特に購入と同時にApple Trade Inを利用する場合、サイトの説明とはやや異なる部分もあるので、今回、iPhone 12 miniを購入するにあたり、iPhone Xをその対象としたことを例に説明してみたい。

購入の流れは、こうだ:

  • 商品の購入の際に、下取りに関する項目があるので、それを選択し、シリアル番号等を入力する
  • そして一旦は、通常価格にて決済が行われる
  • 商品到着後、あらためて「下取りの手続きのために少し情報が必要です」というメールがAppleから送信されてくるので、そこにある「下取りの詳細を入力する」ボタン(リンク)で下取り業者のサイトへ飛ぶ
  • 下取り業者のサイトでは、以下の情報の入力を求められる:
    • 生年月日
    • 職業(おおまかな選択式)
    • 身分証明書の画像を以下から二種
      • 運転免許証
      • パスポート
      • 在留カード(外国人のお客様)
      • 運転経歴証明書
      • 健康保険証
      • 年金手帳
      • 特別永住者証明書(外国人のお客様)
      • 住民票(原本)
      • 外国人登録証明書
      • 電気料金請求書
      • 電話料金請求書
      • 水道料金請求書
    • 集荷の予約日時
  • 指定の日時に配送業者が現れるので、対象の本体のみを手渡す(梱包不要)
  • 査定の後、決済方法に従って、下取り額が返金される

以上だ。

身分証明書が二種必要であることには注意が必要かもしれない。

なお事前に提示された「下取りによるおおよその返金額」については、他の業者と単純に比較すると確かに下回るのではあったが、求められるものは本体のみであることを考慮するなら納得できるものであった。

特にiPhone 12シリーズにおいてはEarPodsやACアダプターが付属しないため、それら付属品を手元に残すことで流用できることは大きな利点と言えよう。

ところではあるが、今回は諸般の事情により、下取りはキャンセルしてしまった。そのため、実際に下取り額が返金されるまでどのくらいの日数がかかるのかは不明だ。その点、ご容赦いただきたい。