私的録音録画に関する実態調査?

ニコ割アンケートを利用した私的録音録画に関する実態調査についてなどという、トンデモ文書が公開された。 若年利用者が多いと言われるニコニコ動画で「私的録音録画補償金制度に関する意識調査」なんてものに、どんな意味があると言うのか。 その html 文章から、さらにリンクの張られている PDF 文書によると、案の定とでも言うか、62% が「知らない」と答えたそうだ。 しかし html 文書では、その事には一切触れず『63.7%が「支払うべき」又は「支払うべきであるが額による」と回答』しているとし「補償金制度に一定の理解を示してくださっている」などと結論づけている。……62% が「知らない」と答えているのに。 ちなみに選択肢は「払うべき」「額による」「払うべきでない」の3択。 「額による」などという曖昧な回答を除外すれば「払うべき」と答えたのはたったの 14.3% であり「払うべきでない」の半分以下に過ぎない。 これで「ご理解いただけている」などと、どの口が言うのか。 「興味深い結果」から、62% が「知らない」と答えたことを、なぜ除外しているのか。 これが「はじめに文化ありき」? バカも休み休み言え。