Windows 7 日本語版の MSDN 提供開始

当初は15日予定とされていた、Windows 7 日本語版の MSDN での提供が前倒しされ、すでに開始されています。

Windows 7 ダウンロード リスト(21KB)

先んじて公開された Windows 7 英語版を、ネットブックへインストールし、使用する予定でしたが、Windows 7 英語版には「圧縮(LZH形式)フォルダ」機能が備わっていないことが発覚したため、日本語版をインストールし直すこととし、この記事を書いている、まさに今、Microsoft File Transfer Manager により、MSDN サブスクライバ ダウンロード サイトから、ダウンロードを行っている最中です。

Windows 7 ダウンロード中の様子(15KB)

なお、Windows 7 Ultimate Edition の場合は、日本語(ja-jp)Language Pack をインストールすることにより、「圧縮(LZH形式)フォルダ」機能を利用できるはずです(Language Pack の中に、lzhhldr2.dll が存在するところまでは確認しました)。

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Windows 7 英語版の罠

Lenovo IdeaPad S9e へ Windows 7 製品版をインストールという記事で「日本語の表示だけでなく、入力も可能」と書きました。

たしかに、できますし、文字の入出力について、なんの問題もありません。

しかし、です。

数日使ってみて、気がつきました。

Windows 7 英語版には「圧縮(LZH形式)フォルダ」機能がありません

Windows 7 RC 日本語版では、lzh 書庫ファイルを、圧縮フォルダとして利用できていたのです。

確かに「圧縮(LZH形式)フォルダ」機能は、日本のユーザー向けに、Microsoft が提供していたものです。

おそらくは、Windows 7 の lzh 書庫ファイル対応も、日本語版ローカルなものなのでしょう。

これは盲点でした。

ちなみに、lzhfldr.msi を、Windows 7 英語版へインストールすることはできませんでした。

Lenovo IdeaPad S9e へ Windows 7 製品版をインストール

主に使用している環境に先立ち、3月に購入した lenovo(レノボ)のネットブック、IdeaPad(イデアパッド)S9e へ、Microsoft Windows 7 Starter Edition をクリーンインストールしてみました。

ちなみにこれは、8月7日に MSDN にて公開された、英語製品版です(MSDN について)。

もっとも、英語版と言っても、MS-IME も付属するため、日本語の表示だけでなく、入力も可能です(Ultimate Edition の場合、必要に応じて Language Pack をインストールすることにより、メッセージ等も日本語化される様です)。

インストール作業自体はあっけなく、そしてあっという間に完了してしまいました。およそ、20分ほどでしょうか?

Windows 7 Starter デスクトップ(16.7KB)

クリーンインストールの状態で「不明なデバイス」は1つだけ。

これも「Lenovo 電源管理ドライバー Windows XP – IdeaPad S9e, S10e/Lenovo – Energy Management Utility 3.0.2.1」(00ee23ww.exe)をインストールすることにより解消できますが、この際「utility(Fn hot-key Application)」のみで充分な様です。

Lenovo 電源管理ドライバー Windows XP - IdeaPad S9e, S10e インストーラー(8.26KB)

また Windows Update により「Intel(R) Graphics Media Accelerator Driver(Mobile Intel(R)945 Express Chipset Family)」ビデオドライバ等も更新されました。

最新のビデオドライバでは、IdeaPad の BIOS では対応していない、アスペクト比(縦横比)を保った状態、あるいは非ストレッチでの、フルスクリーン表示が可能となっています。

さらに、以下デバイスドライバも、標準のデバイスドライバに置き換えてインストールしました。

なお Bluetooth ソフトウェアは、RC 版ではインストール可能でしたが、RTM 版では、現在のところインストールできませんでした(ただし、標準 Bluetooth ドライバでも、問題無く動作します)。

Lenovo IdeaPad S9e デバイスマネージャー(43.4KB)

なお、ネットブック向けとして用意される Microsoft Windows 7 Starter Edition ですが、提供はプリインストールの形式のみで、単独販売はされません。

一般には、Microsoft Windows 7 Home Premium を購入し、インストールを行うことになるかと思われます。

もちろん、Microsoft Windows 7 Professional や、Microsoft Windows 7 Ultimate の選択も可能ですし、後からエディションをアップグレードすることも可能となっています。

15日の、日本語製品版の公開が待ち遠しいというよりも、あまりにも調子が良いので、待ちきれずに英語版を、主に使用している環境にもインストールしてしまいそうな勢いです。

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Windows 7 日本語版の MSDN 提供日発表

MSDN(Microsoft Developers Network)での Windows 7 の提供日について、英語版は8月6日(現地時間)と発表されていましたが、他の言語については、10月1日までに……とされていました。

あまり日が開く様なら、別に英語版でも良いかなと思っていたのですが、日本語版については、8月15日(日本時間)に決定した様です。

およそ1週間なら、待つことに、なんの問題もありませんね。

ちなみに MSDN とは、開発者として必要な情報等を、一定期間の契約により、提供を受けることができるようになるというサービスです。

これには様々な販売方法がありますが、例えばアマゾンでも購入できます(Microsoft Windows MSDN Deluxe Edition は、現在では MSDN Operating Systems となります)。

この契約により、過去の OS から、開発中のものまで含めて最新の OS を、iso 形式等により、追加料金無しでダウンロードできる様になります。

Windows シリーズのアクティベーションにはキーが必要となりますが、そのキーも、10個まで払い出してもらえます。

私の場合は、Windows 7 の体験はもちろんですが、IIS(Internet Information Service) の環境が必要となったときに、当時開発中であった Windows WebServer 2008 をダウンロードして、試験用サーバーを仮設するなんてことにも利用しました。

ちなみに、Windows 3.1 はもちろん、MS-DOS 6.2 日本語版すらダウンロードできます。

また契約方法(料金)によっては、Visual Studio や、Microsoft Office 等もダウンロードできる様になります。

これも私の場合は、Visual Studio 2008 や、SQL Server 2008 を、ダウンロードにより入手しています。

複数台、あるいは複数種の環境が必要な場合なら、それぞれ別個に購入するより安価に抑えることができそうです。

ASUS P5Q-E と ATI Catalyst 9.7 と Microsoft Windows 7

ASUS P5Q-E 用 Microsoft Windows7 ドライバが、7月中旬頃に、一部更新されていました。

  • Intel Chipset Inf Update Program V9.1.1.1014 for Windows XP 32bit/XP 64bit/Vista
  • 32bit/Vista 64bit Win7 32bit/64bit
  • SoundMAX 2000B Audio Driver V6.10.1.6585 for Windows 32bit Windows 7.(WHQL)
  • SoundMAX 2000B Audio Driver V6.10.2.6585 for Windows 64bit Windows 7.(WHQL)
  • Marvell Yukon Gigabit Ethernet Driver V11.10.5.3 for 32/64bit Windows 7.(WHQL)
  • Marvell 6121 SATA Driver V1.2.0.69 for 32/64bit Windows7.
  • Marvell 6121 SATA Driver V1.2.0.68 for Windows XP & 64bit XP & 32/64bit Vista & 32/64bit Windows7.
  • Intel(R) Matrix Storage Manager V8.9.0.1023 for Windows 7 and Windows 64bit 7.(WHQL)

どうやら WHQL を取得した正規版の様ですね。

不署名ドライバに厳しい 64bit 版 Microsoft Windows7 を使っている方には、大きな意味がありそう……ですが、まだ、ASUS のユーティリティは5月に公開されたβのままです。

また早いもので、ATI Catalyst 9.7 が公開されています。

個人的には、ATI Catalyst 9.3 で、Adobe Photoshop CS4 から GPGPU が利用可能となった時点で不満も無くなり、特にトラブルにも遭遇していませんでした。

強いて言えば、AMD MPEG-2 & H264 Encoder PLug-in for Adobe Premiere Pro が、少なくとも私の環境では、バージョンチェックに蹴られてインストールできず、ガッカリしたことでしょうか。

まあ、BETA ということですので、もう少し様子を見ることとします。

もも太郎サイダー

群馬を中心に展開するコンビニエンスストア「セーブオン」へ立ち寄ったところ「もも太郎サイダー」なるものを目にしました。

新潟では有名と言いますか「イタリアン」と並んでソウルフードと言える氷菓「もも太郎」味のサイダーです。

味は、まさにもも太郎

ちなみに「もも太郎」は、セイヒョーのものが有名かもしれませんが、実は第一食品株式会社のそれが元祖です。

大々的にそれを主張しないのは、まあ、大人の事情なのでしょう。

もも太郎は、第一食品株式会社の現代表取締役が、当時中学生であったにも関わらず、家業であったアイスキャンディー製造業を引き継ぎ、その時に考案したものだそうです。

およそ 50 年前のこと。さすがに商標とか、そういった考えには及ばず、現在の状態へと至った様です。

話をもも太郎へ戻しますと、実は、氷の代わりに、サイダーへもも太郎を入れるということは、よく行われていたことでした。

だから、想像……いや、思い出した味、そのままでした。

iTunes 8.2.1 が Apple より公開

iTunes 8.2.1 が、自動更新(Apple Software Update)にて公開されました。

iTunes 8.2.1 では、多くの重要な不具合が修正され、アップルのデバイスの検証に関する問題が解決されています。

「アップルのデバイスの検証」とは、どうやら他の、不正に iPod や iPhone のふりをする機器への対応の様ですね。

BUFFALO WZR-AMPG300NH ファームウェア更新の注意点

BUFFALO の無線 LAN ルーター WZR-AMPG300NH の、ファームウェア Ver.1.51 が公開されていました。

去年の1月に Ver.1.50β を公開してそれっきりだったので、もうこのまま放置かと思っていました。

実に1年半ぶりのバージョンアップです。

WZR-AMPG300NH は、IEEE802.11n 対応に魅力を感じて購入したのですが、正直なところ、使い勝手や、安定性の面で疑問の残る製品でした。

まあ、一度設定してしまえば、あとはおとなしく動作してくれるので、それで良いと言えば良いのですが……。

たとえば、しばらく使用していた状態から、そのままファームウェアをアップデートしようとしても、DIAG ランプが点滅したままとなってしまいます(「ファームウェアの更新中(DIAGランプ点滅中)は、絶対にエアステーションの電源を切らないで下さい」と注意書きがありますが、AC アダプタのコネクタを抜くしかなくなります。ちなみにこの場合、ファームウェアはアップデートされません)。

このため、ファームウェアをアップデートする際には、まず、ルーターを再起動します。なおこの際も、ブラウザを通じた管理画面からでは再起動がかからないため、AC アダプタのコネクタを抜き差しして、強制的に再起動をかけます。

この後、あらためて管理画面から、ファームウェアの更新手続きを行うと、ようやく更新に成功します。

あるいは、Ver.1.51 の修正内容にある「マルチキャスト制御機能を有効にしていると、設定変更等の際にフリーズしてしまう事がある問題を修正しました」が、この問題なのかもしれません。

AirStation と言えば無線 LAN の代名詞と言えるほど有名ではありますが、個人的には、WHR-G54の「WPA対応予定」という箱の印刷を信じて購入したら、対応中止になったりしたこともあり、残念ながら、悪い印象が目立ちます。

買い換えも検討するべきなのでしょうか。

Seagate ST9250410AS

Seagate の 2.5インチ HDD「ST9250410AS(Momentus 7200.4)」を購入しました。……というか、していました。

ようやく、それに入れ替えることができまして。

どういう HDD かと言いますと、2.5inch / 9.5mm 厚で 250GB、ディスクの回転数は 7200rpm です。

今では、2.5インチで 250GB も、そう珍しくはありませんね。

ところが、この ST9250410AS の特徴は、プラッタ容量が 250GB であるということです。

これまでの 2.5inch HDD では、プラッタ容量が 100GB や 160GB のものが主流でした。

同じ直径でプラッタ容量が大きいということは、つまりデータの密度が高いということで、回転数が同じならば、密度が高い分、大量のデータを読み書きできることとなります。

ベンチマークが、それを裏付けてくれました。

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iPhone 3G ユーザーが iPhone 3GS に触ってみた

26日に発売となった、iPhone 3GS を、友人の付き合いで、店頭で見てきました。

いやぁ、iPhone 3GS、iPhone 3G を使っている見からすると、目に見えて速いですねえ。

「あ、今のとこ、iPhone 3G なら、カクッっとひっかかる場面だよな」と思うところが(例えば、ホーム画面から、さらに左へフリックして、Spotlight 画面へ遷移する場合)、iPhone 3GS なら、スムーズに動作してしまいます。

もちろん、iPhone 3G 発売の時は並んだクチですし、契約に3時間近く掛かったのも、今では良い思い出で、できるだけ早く、iPhone 3GS を買い増ししたいところではあります。