パナソニック EW-BU70-W 上腕血圧計

パナソニックの上腕血圧計「EW-BU70-W」を購入しました。

パソコンと連携する血圧計

「なぜ突然血圧計?」と思われるかもしれませんが、この血圧計、なんと、SDメモリカードにより、連携するパソコンへ、データを転送できるのです。

そのデータには、単に血圧だけでなく、いつ計測したものかという時刻まで記録されています。このため、たまたま異なる時間に計測してしまった値に悩まされることもありません。

記録も、計測後にワンタッチで行えるので、計測してから記録用紙が無いとか、筆記具が無いとかで慌てることもありません。

なにより、そのデータはCSVと呼ばれる、ごく一般的な形式で納められているため、専用ソフトウェアを必要とせず、これによって MacOS X 等、Windows 以外の OS を利用していても、なんの問題もありません。

また一般的な形式のため、Excel等の表計算で容易に読み込み可能で、つまりグラフ等への加工も可能です。

なぜパナソニック EW-BU70-W 上腕血圧計に決めたのか

ギリギリまで比較したのは、オムロン HEM-7301-IT-K / HEM-7301-IT-W 上腕式デジタル自動血圧計です。

長くなるので、一度区切ります。

まず、パソコンと連携するという条件を必須としました。紙に書いた数字と、デジタルで記録されたデータは、比べるまでもなく、後者のほうが便利に再利用できます。

その条件で探してみたところ、いくつか見つかったものの、専用ソフトが別売りだったり、結構なお値段だったりして、最後に残ったのが、パナソニックの EW-BU70-W 上腕血圧計と、オムロンの HEM-7301-IT-K / HEM-7301-IT-W 上腕式デジタル自動血圧計でした。

オムロンの HEM-7301-IT-K / HEM-7301-IT-W 上腕式デジタル自動血圧計はスタイリッシュでかっこよく、またコンパクトで持ち運びに配慮がなされていました。

例えば会社のお昼休みとか、出張先とか、そういったところでの血圧管理が必要な方には、とても良いものでしょう。

しかし、私の用途では、そういった必要が無かったため、多少大きくても、本体へカフスを納めることができるパナソニックの EW-BU70-W 上腕血圧計に軍配が上がります。

またオムロンの HEM-7301-IT-K / HEM-7301-IT-W 上腕式デジタル自動血圧計が、飽く迄パーソナルユース、つまり個人での使用に特化しているものに対し、パナソニックの EW-BU70-W 上腕血圧計は、5人までの血圧を管理できることも、家族との供用を考えていた私にとっては、利点でした。

あと、細かいことですが、パソコンとの連携方法にも差があります。

オムロンの HEM-7301-IT-K / HEM-7301-IT-W 上腕式デジタル自動血圧計は、USBケーブルにより接続し、専用の Windows 用ソフトウェアでデータを読み取るため、USBケーブルの挿抜や、ソフトウェアの起動等、それなりの作業が発生します。

対してパナソニック EW-BU70-W 上腕血圧計は、先にも述べた通り、SDメモリカードをパソコンのメモリスロットへ差し込み、コピーするのみ。

過去にデータ通信PHS等を利用してきた経験から、2つの機器をケーブルで繋ぐという作業は、意外と手間の掛かるものだと知っていたので、これが決め手となりました。

ずいぶん悩んだんですけれどもね。

……あとは、この csv ファイルを操作するプログラムを作る楽しみなんてのも残されていますが、ちょっと手が回らなそうです。