DELL XPS M1710にWindows 8 DPを入れてみた

Windows 8 Developer Previewが公開され、特に登録無くともダウンロードできたので、予備機となっているDELL XPS M1710へ、インストールしてみました(さすがに、普段利用しているAlienware M17xR2へのインストールはためらわれます)。

Windows 8 DPのダウンロード、インストールメディアの作成、インストール、そして起動の項目については、続きに。

Windows 8 DPのダウンロード

Windows 8 DPをインストールするには、まず公開されているISOファイルを、Windows Developer Preview downloadsのページからダウンロードします。

ここで公開されているものは、以下の3種。

  • Windows Developer Preview English, 32-bit (x86)
  • Windows Developer Preview English, 64-bit (x64)
  • Windows Developer Preview with developer tools English, 64-bit (x64)

Windows Developer Preview with developer tools English, 64-bit (x64)には、Visual Studio 11 Expressと、Expression Blend 5が同梱されています。

Windows 8 DPのインストールメディア作成

このISOファイルをダウンロードしてインストールメディアを作成する訳ですがただし、Windows Developer Preview with developer tools English, 64-bit (x64)のISOファイルは4.8GBと、一般的なDVDの容量を越えているため、DVDに焼くとしたら、2層(DL)DVDを用いる必要があります……が、この際、USBメモリを利用するほうが手軽でしょう。

私の場合、8GBのUSBメモリを千円ほどで購入したものを用いました。

またインストール用USBメモリの作成にはUNetbootinというツールを使用しましたが、特別な機能は必要無いため、他の物でかまいません(ちなみにUNetbootinの場合、USBメモリをあらかじめNTFSフォーマットしておく必要がある様です)。

Windows 8 DPのインストール

USBからのブートが成功すれば、Windows 7の時と大差ありません。Windows 7からのアップグレードインストール、いわゆる上書きインストールも可能な様でしたが、私の場合はクリーンインストールを選択しました。

なおUSBからブートしなくとも、あらかじめインストールされているWindows 7で起動した状態でWindows 8のsetup.exeを叩くことでもインストールは可能な様です(ただし、起動中のWindowsが32bit版なら、Windows 8も32bit版である必要があります)。

なお、Windows Developer Previewは英語版ですが、日本語フォントもインストールされていますし、このインストール作業中にMS-IMEも選択できるので、日本語の表示や入力も可能です。

Windows 8 DPの起動

インストールが完了すると再起動し、最終設定画面が表示されます……が、ここからはMetroスタイルとなるので、すこし戸惑うかもしれませんが、いろいろ試してみましょう。

さて、インストールはDELL XPS M1710へ行った訳ですが、Intel Wireless WiFi Link 4965AGNも認識され、セキュリティ設定を行うことで、なんなく接続されました。

ただし、GoForce (GeForce GO) 7950GTXについては標準ではドライバが用意されていないらしく、ただしVista用の既存ドライバをインストールすることで、特に問題無く動作している様です。

ただ、Mobility RADEONのドライバは標準で用意されていた様なので、ちょっと残念ですね。

インストール直後は、すこし引っかかる感じがするかなとも思ったのですが、GoForce (GeForce GO) 7950GTXのドライバを入れてからは、動作もスムーズとなりました。

なお、この記事は、Windows 8 Developer Previewのインストールを推奨するものではありません。インストールは、Windows 8 Developer Previewは開発者向けに先行公開されたものであることを理解した上で、ご自身で判断下さい。