iPhone OS 3.0 ソフトウェア・アップデートが公開されました。iTunes 上にて確認が可能です。
内容は以下の通り。
iPhone OS 3.0 ソフトウェア・アップデート
このアップデートには、以下の機能を含む、100 以上の新機能が含まれています:
- カット、コピー&ペースト、シェイクによる取り消し
- 主要アプリケーションにおける横表示キーボード
- SMS/MMS アプリケーションの強化
- 写真、連絡先、オーディオファイル、および位置情報を MMS で送受信*
- メッセージを 1 つずつ、または複数まとめて転送および削除
- メール、カレンダー、メモ、および iPod 内の検索機能を追加
- iPhone 全体を Spotlight 検索
- カレンダーで CalDAV およびカレンダーの登録をサポート
- Safari の改良
- パフォーマンス
- HTML 5 をサポート
- オーディオおよびビデオの HTTP ストリーミング
- ユーザ名とパスワードの自動入力
- 新しいボイスメモアプリケーション
- Mac または PC と、iTunes 経由でメモを同期
- USB および Bluetooth 経由でインターネットテザリング*
- iTunes Store からムービー、テレビ番組、オーディオブックをブラウズおよびダウンロード**
- ステレオ Bluetooth***
- Wi-Fi 自動ログイン
- 株価アプリケーションの強化
- アプリケーション、ミュージック、ムービー、およびテレビ番組のより詳細なペアレンタルコントロールオプション
- iTunes アカウントの作成およびログイン**
- YouTube アカウントのログインおよび、登録チャンネル、レート、お気に入りへのアクセス**
- シェイクでシャッフル
- 新しい言語、辞書、およびキーボード
- MobileMe で利用可能な”iPhone を探す”および”リモートワイプ”(登録が必要)**
- より多くの Exchange ポリシーをサポート
- Exchange のミーティングの招待を作成および送信
- サーバ上のメールを検索(Exchange Server 2007 およびサポートされている IMAP サーバ)
- LDAP カンパニーディレクトリを検索
- VPN オンデマンドおよび VPN プロキシをサポート
- 暗号化された構成プロファイル
- 暗号化された iTunes バックアップ
- 以下を含む、1,000 におよぶディベロッパAPI:
- アプリケーション内での購入
- Apple Push Notification Service(プッシュ通知サービス)
- アクセサリサポート
- ピアツーピア接続
- 地図の埋め込み
- iPod ライブラリのアクセス
- 不具合の修正
このソフトウェア・アップデートと互換性のある製品:
- iPhone
- iPhone 3G
- iPhone 3G S
* iPhone 3G および iPhone 3G S のみ対応。お使いのワイヤレスプロバイダによるサポートも必要。
** 一部の地域や言語では利用できません。
*** iPhone 3G および iPhone 3G S のみ対応。
機能の説明と詳しい手順については、次の Web サイトでお使いの iPhone のユーザガイドを参照してください:
http://www.apple.com/jp/support/manuals/iphone
iPhone について詳しくは、次の Web サイトを参照してください:
http://www.apple.com/jp/iphone
このアップデートのセキュリティに関する内容について詳しくは、次の Web サイトにアクセスしてください:
iPhone 2.2.1 ソフトウェアアップデートの公開から半年。待望のメジャーアップデートです。
少なくとも、日本における既存の携帯電話は”半年毎に新機種出します。その度に機能を付け足します。今のに不満があったら買い換えてね”という雰囲気で、しかも新機能が、まるでとってつけたかの様に、操作性に一貫性の無いものばかりという印象でした。
それに対して iPhone は、この様に、どんどん機能が増えていくということが、携帯電話としては画期的であります。
特に、初代 iPhone すらサポートしているという点がすばらしい。
この iPhone を上回る機種を、果たして日本は産み出すことができるのでしょうか?