Thermaltake の CPU クーラー「桜扇(さくらファン)ISGC Fan 12」を購入してみました。
ハッキリ言いますが、選んだ理由は、花の様な見た目です。
もちろん、この桜扇は見た目だけではなく、技術面では特許を取得したファンブレードデザインや、ハイドロ・ダイナミック・ベアリングの採用等があり、またサポート面でも、シリアルナンバーが割り当てられ、Thermaltake による2年保証が付帯しています。
さっそく、Abee AS Enclosure M0 へ組み込みました。
……見た目にこだわった理由が伝わるでしょうか?
もっとも、見た目に対する印象というものは、人によって異なりますので、これを見ても、特に感慨を抱かない方もいらっしゃるとは思われますが、個人的には、おもしろくなったと自画自賛しております。
ただし、ノーガード戦法ではありませんが、ファンを……と言いますか、ファンから保護する様な装置を取り付けておりません。
このため、回転中のこれを危険だと認識できない存在がいらっしゃる部屋では、これをしてはいけません。
さて、試験的にギリギリまでクロックアップした状態で、Futuremark 3DMark Vantage により負荷をかける、いわゆる「シバキ」を行ってみましたが、CPU コアや GPU の温度こそ上昇するものの、それ以外の温度センサに変化は見られませんでした。
これはつまり、速やかに廃熱が行われ、CPU や GPU の熱がケース内に滞留していないことを指すものだと考えます。
動作音についても、さすが売りにしているだけあります。耳障りな風切り音や、振動音は無く、ただ送風の音だけが聞こえます。
また、ファン中心に貼ってある、Thermaltake のロゴシールが、回転中にブレない=中心に位置していることからも、作りが丁寧であろうことは想像できました。
これで、暑い夏にも負けない……と思いましたが、今年の夏は、そう暑くありませんでした。
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